平成23年8月17日(水)に8月咲き小ぎくの品種検討会を県農業総合研究センターにおいて開催し、会員及び関係者約50人が参加しました。この検討会は、8月咲きの有望な白色品種の選定を目的として3年振りに開催し、県農業総合研究センターの協力をいただき、計9品種の比較を行いました。
検討会では、吉住専門研究員から品種比較試験結果の概要について説明をいただいた後、現物を確認しながら有望品種の検討を行うとともに、意見交換を行いました。
また、村濱専門研究員から開花液を用いた収穫後の開花促進について情報提供をいただきました。本技術は兵庫県農業技術センターが開発し、昨年の全体研修会の際に紹介していただいたものです。
なお、本年度の試験に使用した苗は、県内で生産したものではなかったことから、本来の開花日と異なる可能性があるため、次年度も引き続き栽培試験を行うこととしております。