はぼたんプロジェクト

 近年、花もちが良く冬期でも栽培可能な切り花はぼたんの作付けが増加しており、石川県産はその色づきの良さから市場で高い評価を得ています。

 

 一方、消費者には“はぼたん”は正月の花としてのイメージが定着しているため、出荷期間が12月中~下旬に限定されてしまい単価の変動が大きく、さらに、生産者はこの時期に出荷調整作業が集中するため、1戸あたりの栽培面積を増やせない状況にあります。


 このため、本プロジェクトでは石川県産の“切り花はぼたん”の魅力をPRするとともに、“はぼたん”の「正月」のイメージを払拭し、10月~翌2月までの長期間にわたり、ブライダルや葬祭、バレンタインなど、様々な用途で利用しやすいイメージづくりと消費拡大を行い、生産の拡大を図ります。

 

 → 切り花はぼたんとは?

活動内容

1 切り花はぼたんの需要開拓
  (1) ブライダル、葬祭向け利用に関するマーケティング調査及び利用拡大
  (2) 異業種(菓子製造業等)と連携したバレンタイン向け商品の需要調査及び利用拡大
2 消費拡大への取組
 (1) 県内小売店向けの産地表示用アイキャッチシールの作成
 (2) 県外小売店向けのパンフレット(出荷箱用)と花束用シールの作成
 (3) 消費者への無料配布によるPR
 (4) ホテル、温泉旅館等へのPR
3 新たな商品づくり
 (1) 新商品(アレンジ用はぼたん)の開発
 (2) 10~翌2月における生産安定技術の開発

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